毎年恒例の年末大売出しの原稿を整理していると

毎年恒例の年末大売出しの原稿を整理していると数年前の商店街資料などが沢山出てきました。なんかシミジミ色んな人に助けられて来たなぁ~と思い。未来の商店街会長や現時点で商店街会長として悩まれている方に伝えなきゃと思い脱線しちゃいました。

数年前の今頃は不景気で商売を辞める人や新しく商店街に入っても商店街会員になんのメリットも無いと入会を拒まれ、会員が非会員の為に街路灯を維持運営するのもバカらしいと会員を辞めて行く人が続出、防犯カメラなんて夢物語、一時半分以上が閉店と言うまさにシャッター商店街まっしぐらでした。そんな時期に商店街会長を会員の皆さんが選挙で選ぶと言うチャレンジが、新しい野崎参道商店街の出発だったと思います。

初の商店街選挙は地元出身の若手(コントロール出来る?)と言う理由だけで自分が選ばれたのですが、流石にそれは勉強不足で危険すぎると言うことで 同じく選挙で選ばれた野崎商店街初のNPO法人で実績のある。吉村悦子さんに自分は商店街副会長とし行政、地域、運営手法を吉村さんから勉強し補佐しますので商店街会長をお願いしますと言う事になりました。

当時の商店街ではサプライズ人事だったと思います。地元出身では無く、店舗も数年前に始めたばかりで、しかも女性初の商店街会長でのスタートでしたので古参から女性の癖に生意気だとか、フザケルナ、お前がシッカリしないからこうなるんだ!と言う反発が当時副会長の自分に沢山ありました。

この時に初めて皆で選挙で選んで自分は安全な場所に居ながら、なんて無責任な事を言うのだと痛感し、外部だろうが、女性だろうが人間的に素敵な吉村会長を支えたいと思い。数年後、吉村さんとの約束通リ再度選挙で自分が商店街会長となりました。

その間に、ここでは書き切れない本当に沢山の嬉しい応援がありました。まさに「サイレント・マジョリティ」なのです。良いも悪いも発言は出来ないが、新しい商店街に挑戦し続ける事で失う事もありますが、こっそり支持応援している多数派がこの商店街をここまで持ち上げて来たのだと思います。だから、自分なりにノイジー・マイノリティ、他人や人の失敗の批判ばかりの方々を意図的に極力さける様に心がけています。このスキルを得ただけでも、大きな勉強が出来たと思います。

でも未だに商店街の何か決断する時は不安で一杯です。ホント自分の社内だけで決断するより数十倍神経が磨り減ります。。。恐らく、商店街会長を経験された方の最大の悩みとストレスはココだと思います。

来年の5月には挑戦し続ける野崎参道商店街で在るために新しい理事長が誕生し、もっと加速的に素晴らしい野崎参道商店街に向かうと思います。幸いにも野崎参道商店街にはステキな方々沢山居られますので自分を含め新しい理事長を支えてくれると思います!!どんな方が会長に選ばれるかワクワク楽しみです♪

※来年の自分はこの商店街にメールや態々来て頂いた日本中の商店街で頑張っている方々に実際にお話がし会いに行きたいです。そして野崎参道商店街にフィードバックしたいと思います♪

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